ディレグラ配合錠の空腹時投与について
どうも、しましまです!
今回はディレグラ配合錠についてまとめていきます!
ディレグラ配合錠はH1受容体拮抗作用+ケミカルメディエーター遊離抑制作用+炎症性サイトカイン遊離抑制作用+好中球遊走抑制作用(こんなに作用があったんですね^^;)のあるフェキソフェナジン(商品名:アレグラ)60 mgとα交感神経刺激役である塩酸プソイドエフェドリン(医療用医薬品での販売なし)120 mgを含有する配合錠。
成人および12歳以上の小児には1回2錠を1日2回、朝および夕の空腹時に投与となっております。なぜ空腹時の投与かというと・・
縦軸がフェキソフェナジン濃度であることに注目です。
フェキソフェナジン濃度は食事により大きな影響を受けるようです。
あれ、でも、アレグラは空腹時投与の指定はありませんよね?
そこで、アレグラのインタビューフォームを確認してみると・・
アレグラ錠では、食事の影響を大きく受けないのですね〜
なぜ、そのような違いがあるのかは不明でした・・(ディレグラは徐放製剤なので、製剤的な違いなのでしょうか・・また、ディレグラの試験は日本人で実施されていますが、アレグラは外国人であることにも注意が必要です。)
そして、ディレグラ配合錠の重要な基本的注意ですが・・
本剤の使用は鼻閉症状が強い期間のみの最小限の期間にとどめ、鼻閉症状の緩解がみられた場合には、速やかに抗ヒスタミン剤単独療法等への切り替えを考慮すること。
[本剤を2週間を超えて投与したときの有効性及び安全性は臨床試験では検討されていない(【臨床成績】の項参照)。
2週を超えて投与する場合には患者の症状を確認しながら投与すること。]
とされています(ディレグラ配合錠添付文書より)